discography

HMVジャパン Carl Verheyen

Trading 8s
このアルバムでは他のゲストソリストがアドリブで8小節を交互または変わりに演奏している。
by Carl
ゲストソリスト:ジョー・ボナマッサ、リック・ヴィト、スコット・ヘンダーソン、スティーヴ・モーズ、ロベン・フォード、ジム・コックス、アルバート・リー


Take One Step
テイク・ワン・ステップは制作に長い時間を要した。作曲とレコーディングには2年間を費やしたが、曲の一部は実は28年前に源を発している。70年代後半、私はジャズカルテットと共演していて、アコースティックピアノとフレットレスベースを使ったインストルメンタルミュージックを作曲した。私たちは西海岸のパット・メセニーグループのようにシンセサイザーと現代的なサウンドを心に描き、スウィングなしのアドリブ演奏をし、長い複雑な曲を演奏した。その後私は自分のロックのルーツとアルバート・キングやマイク・ブルームフィールドのようなブルースプレイヤーにより触発され、1980年までにはその音楽から離れた。しかしアコースティックな環境下で素晴らしいミュージシャンや同じ考えを持った即興演奏者と仕事をして時を過ごしたことを後悔したことは一度もない。今日に至るまで私は未だに似たようなバックグランドを持つプレイヤーに囲まれている。なぜならハーモニーやリズムの知識を広げることは、ロックやブルース、ポピュラーミュージックを演奏する上で大きな刺激となるからだ。

2004年まで話しを進めるが、私はLAで最高のベースプレイヤー、デイブ・マロッタとレコーディングセッションを行っていた。彼は初期の頃からCVBのメンバーだった人物だ。デイブは私に70年代後半に私が作曲した12面の楽譜からなる11分間の“Travel Stories”を演奏する気はないかと尋ねてきた。私はそれは多分時代遅れで、このバンドが演奏するには少しジャズっぽすぎるからやらないと答えた。しかし彼は私にその曲には素晴らしいテーマがあるからと言い聞かせ、ぜひ再び取り上げるべきだと提案した。

その楽譜を見つけ、その後何年かその曲を演奏してきて、私はデイブが正しいことに気づいた。そこにはいくつかのかなり素晴らしいテーマがあった。しかし全体的なメロディの感じは21世紀のバンドにはふさわしくなかった。私は曲のよい部分を使って書き直しを始め、そのよい部分と私の現在の仕事の新しい要素(歌詞も含む)を組み合わせた。その結果できたのは、Bells of Aprilというレコードの中核をなす11分半の曲だった。私は未だに、初期の頃から現在に至るまでのその影響のすべてを耳にすることができる。

Georgia’s Reelは、私の家でクリフ・ヒューゴとジャムセッションをしていたときにできた。彼のユニークな才能にはいつも想像をかき立てられる。何年もの間毎日彼のそばに座る者は、彼の奥深い演奏やベースラインの宝庫を探ることができる。歌詞でいえば、この歌は現代文化の最新流行の枠だけに留まらない、永遠に残るアーティストの創造性に満ちた芸術作品の1例として、偉大なアメリカの画家、ジョージア・オキーフが題材にされている。私の好きな音楽は決して古くならず、すぐに時代遅れになる技術やサウンドを基盤とせず、作られた時と同じくらい今も新鮮である。私は最高の芸術とはそれと同じように長く持ちこたえると信じている。
実際、このCDは私にとってはより合作的であり、最終結果としてより豊かでより興味深い音楽の旅となった。大抵の曲は私の当初のコンセプト通りであるが、The CodeやYou Bring Me Downはクリフと共同で書いた。制作や編曲、特にThe Codeの特定の演奏の設定についてはチャド・ワッカーマンの助けを借りるという恩恵にあずかった。アルバムのタイトル曲であるTake One Stepにおける彼の演奏は驚異的で、2番目のソロ部分の後、ハイパードライブに飛び込んでいくところは迫力満点だ。

バーニー・ドレセルは、LighthouseやIn the Streamのような曲でディープなシャッフルを展開している。彼のスウィングのセンスやコンスタントなリズム進行は、現代のロック・ドラマーにはめずらしい。しかし彼のバックグラウンドを知ると、彼がその音楽のそういう部分をよく理解しているのは当たり前のことだ。我々はスタジオで演奏したIn the Streamの曲全体をオーバーダビングも修正もせずに録音し、それはバーニーの2度目のテークだった。1度目のテークは曲を覚えるためにだけ演奏したのだ!

Topanga Hoedownは、カントリーミュージックの牧歌的要素が強いアップテンポの器楽曲である。曲の大半は生演奏であるが、ワクワクするような感覚を与える元のトラックのオリジナルギターソロ部分はそのまま残した。Dusk(パート1と2)は、長い収録を終えた日の深夜に録音された。我々はすべてのドアを開放し、元のトラックに大きなオープンサウンドを乗せるためアンプをドラムマイクにつないだ。バックのボーカルとジム・コックスのハモンドB-3の美しい音は、オーバーダビングしたが、ナオミ・スターがハーモニーを利かせ、魂のこもったボーカルをアドリブで入れたことで初めてこの曲は新しく生まれ変わった。

私はTake One Stepで仕事したすべてのミュージシャンやシンガーと親友でいられることをとても幸運に思う。ジム・コックスやチャド・ワッカーマンとは70年代以来一緒に演奏しており、クレイグ・コープランドやマーク・ハート、クリフ・ヒューゴ、バーニー・ドレセル、ナオミ・スターとは80年代初期に共に活動した。そこには強くていつまでも消えない音楽的関わりによってもたらされる大変有意義な何かがある。なぜならビジネスを通して我々は単に音楽的関わりを気軽にシェアしあう以上のものを手にしているからだ。私にとってこのレコードは友人たちと彼らのユニークな才能に対する賛美である。私の音楽に対する彼らのサポートは、すべての曲を通して光り輝いていて、それは私が永遠に感謝してやまない彼らからの贈り物である。
by Carl


Rumor Mill
ライブコンサートでの演奏とスタジオセッションの録音
ギター・デモンストレーション(一部はカールのビンテージ・コレクション)
上級者用特別ギターレッスン
フォト・ギャラリー
アーティストの経歴一覧等を収録


Six
SIXの音楽は長い道のりを経ている。我々が“Hammer”と“Place for Me”の録音とともに堅調なスタートを切ったのは、 2001年の夏であった。その2〜3ヶ月後、“Guiding Star”と“24&10”を録音した。しかし中断(スーパートランプの新しいCDのレコーディングやCVバンドのイギリスツアー、スーパートランプの6ヶ月に渡る世界ツアー)が入ったことで、ほぼ1年間スタジオから離れた。我々全員が街にいる度ごとに追加の数曲を選び、ツアー中のホテルの部屋やアリーナのバックステージで作曲のほとんどを行った。
by Carl


  • Lay Your Hammer Down
    この曲は労働組合と個人の間の闘争について書いたものである。かなり激しくはあるが、ブルースの倦怠感を付け加えることで労働者のいらだちを表現している。私自身の古いES-335によるソロ演奏で始まっているが、小休止に58年製ストラトに変えている。
  • Place for Me
    この曲は重々しい旋律で消えつつある友情を表している。スティーブ・ディスタニスラオの力強いドラムのおかげでその雰囲気を最後まで留めている。私は、クリーンなストラトの音で始まり、最後は12弦のアコースティックギターの分厚いソロの旋律で終わるところが好きだ。これは私の1954年製のレス・ポールで、1996年の曲“Slang Justice”に使われたギターと同じだ。
  • 24&10
    これは映画「コラテラル・ダメージ」で演奏した後に書く気になった曲である。作曲家は私にアコースティックギターをバザーチューニングにデチューンし、シタールを複製させた。セッションの数日後にケースからギターを取り出すと、それがまだ同じチューニングであることに気づいた。曲はその音からすぐにできた。スティーブはタブラを演奏し、クリフはその背後でフレットレスベースを演奏している。このとき使った私の古い1961年製のストラトは、1998年の曲“Slingshot”で演奏したギターと同じである。
  • Give a Try
    スイス、チューリッヒのバックステージで作曲。私はロッカールームにはよい音響効果があることに気づき、歌を歌い始めた。ギターを持つ前から完全なメロディが浮かんでいたので、ソロ部分以外はギターなしの曲を心に描いた。最後の節にジム・コックスがソウルフルな素晴らしいオルガン演奏を聞かせ、私の理論を裏付けた。:B-3のようなエレキギターは申し分ない(この曲には本物のPAF搭載の私の1969年製レス・ポール・デラックスを使った)。
  • Maggies Ladder
    これは曲の中でそれぞれのプレイヤーに少しずつスペースを与えた「ワクワクするような」器楽曲である。クリフ・ヒューゴは見事なベースラインを披露し、最後はスティーブの激しくのびやかなソロで終わっている。ものすごいエネルギーのブルースとロックのフュージョンはジェフ・ベックと誰に刺激されたのか?
  • Come Down Tonight
    この曲のスピリットは非常に純粋だ。それはツアー中に我々が感じた観客から送られた喜びや温かさである。たとえ我々のことを知らなくても我々の曲を初めて聞いたとしても、その喜びや温かさを知るときに勝る瞬間はない。我々はあふれるような観衆を得ているのだ。私は1951年製ギブソン J-50 アコースティックを弾き、ソロでは63年製ギブソン・ファルコンのアンプにつないで65年製のES-335を弾き、コーラスの部分では65年製ストラトを弾いた。この曲の中の音のコンビネーションが私は好きだ。
  • Rumor Mill
    これはある金曜日の午後、ジム・コックスとクリフ、スティーブそして私が生演奏を行ったときの曲だ。コーラス部分をゆっくりにし、ブルースの雰囲気を出した旋律を前面に盛り込んだジムのアレンジを称賛せずにはいられない。
  • Guiding Star
    この曲でクリフが演奏しているアップライトベースは、全く違った雰囲気をバンドにもたらしている。なぜならキーボードがないのだ。私はたくさんの種類のギターを使った。Tele、マーチンアコースティック、ストラト、スライドには1956年製のスプロ・デュアル・トーンまで使った。スタジオで収録されたこの曲のバックグランド全体に流れるボーカルパートには多くのファンがいる。
  • Raimund
    私はカナダツアー中のバックステージでこのソロ・アコースティック・ミュージックを書いた。これは去年他界した私の親愛なる友人、ライムント・ティルマンのために書いた曲だ。ライムントほど偉大なバンドの支持者はもう二度と現れないかもしれない。そして我々は心から彼を恋しく思う。私の目標は感動的で、しかも彼の素晴らしい性格の両面性を表現するアコースティックミュージックを書くことであった。
  • Yes It Is
    これは元々はシングル曲“Ticket to Ride”のB面だったレノンとマッカートニーの曲である。私はジョンがリードボーカルを務め、ジョージがギターにボリュームペダルを使っている曲がずっと大好きであった。しかし私が気づかなかったのは、3パートのハーモニーを取り除くとわずかなブルースの低音が存在したということだ。当初はギターとボーカルのソロにするつもりであった部分は、最終バージョンではタンバリンとベースを使うことになった。

Solo Guitar Improvisations
少なくとも丸2年の間、頼み続け(そして友達のギターを引き続け)、私が最初に自分のギターを手にしたのは11回目の誕生日のときだった。私の友人が週2ドル50セントでその日の午後から私にギターのレッスンをつけてくれるようになった。そして約3ヵ月後、私がベッドルームで熱心に練習しているとそこへ父がやってきて、3つの短い言葉を言った。 「Play me something(私のために何か弾いてくれるか。)」 私は、もちろんだよ、パパ、と言ってすぐさま知っている曲のすべてを弾いた。バーズの“My Tambourine Man”のイントロ、“A Hard Days Night”のソロパート、ストーンズの“Satisfaction”のオープニングの反復演奏部分とリズムパートなどを。完全につまらない様子で彼は言った。「それは何だ?私のために曲を弾いてくれ。」
私は、パパ、これは曲だよ。曲のコードなんだ・・・もし誰かがメロディを歌えば曲全体が聞こえるよ。
彼は答えた。「何でお前は曲全体を弾けないんだ?」 この時が私の音楽的な進歩における重大な岐路であった。なぜなら共演者のいないソロギターを演奏するという生涯にわたる課題がこの時設定されたのである。ロックやフォーク、ブルース、ジャズ、カントリーミュージックを弾いてきた年月の間中、途中で若干クラシックやその指使いも詳しく調べながら、私は平行してソロアコースティックギターの勉強を続けた。私のオリジナルの曲の中には過去のその年月に発表されたものもあり、その中の3曲がこのアルバムで再発表されている。そのうちの2曲は、なじみの構成要素をアップデートするために再録音された(“Wildflowers #2”と“Not Yet Chet”)。

このアルバムのすべての曲は最後の曲を除きソロ演奏である。この最後の曲は8分間の“Parting Cove Suite”で、オーケストラ効果を狙って11本のギターを重ねて使った。しかしソロの曲は未だに私にとって最大のチャレンジであり、曲が生きて呼吸するアレンジの際にはワクワクするような感覚を覚える。私はスピリチュアルのレベルで私の魂を満たす仕事ができることを非常に幸福に思う。アーティストしても個人としても私自身の中核を見つける場所であるギターのアドリブに私は数え切れないほどの時間を費やした。
by Carl


  • I Love You Porgy
    私のインスピレーションは、ビル・エバンスによるWaltz for DebbyのCD(ヴァンガードでのライブ)を聞いた時にやってきた。彼の演奏ぶりは、とても軽くて優雅で、私は同じような曲解した、奥深いピアノ的な演奏をやろうと試みた。
    ギター: マーク・アンガス カール・ヴァーヘイエン特別モデル
  • Sunny Afternoon
    キンクスによる古いメロディーをスチール弦のアコースティックギター用にアレンジした。コードの変更により曲半ばにアドリブ・ソロが追加されたが、ベースラインはスーパーインポーズのコードにふさわしいものとなった。
    ギター: 1996年製テイラー812-C
  • The Notch
    この曲(ノース・ハリウッドの私の最初の家のキッチンで書いた)は、西マサチューセッツの山道がテーマとなっている。元々はジャズのトリオのために作曲したものだった。しかしこのバージョンでは、歌の部分をアドリブ演奏する代わりに、そのアドリブ演奏箇所でDとCメジャーを繰り返し演奏している。
    ギター: パーカー・コンサート(エレクトリック・アコースティック)
  • God Bless The Child
    私が知るスタンダードでは最もソウルフルな曲の1つ。1962年にジム・ホールのギターと共にソニー・ロリンズが演奏したバージョンが私にインスピレーションを与えた。
    ギター: 1981年製マーク・アンガス・オリジナル
  • Mercury Rain
    この曲は元々1998年のCD“Slingshot”に収録されていたものだ。ミキシング最終日の前日、私はその曲にギターソロがないことに気づいた。水曜日の夜に作曲して、木曜日の朝にレコーディングすることに自ずと満足感を覚えた。それほど早い創作経験はめったにない。
    ギター: 1980年製ラミレス A-1
  • Mr. Lucky
    1995年頃、ジェリー・リードがチェット・アトキンスとのデュオ・コンサートで生演奏しているのを聞いたのが初めてだった。その曲の絶え間なく下がっていくベースラインに感銘を受け、オリジナルのレコードを聞くよりも前にこの曲を見出し、考え出した。
    ギター: 1974年製ワッシュバーンD-28 S
  • Not Yet Chet
    元々はCD“Garage Sale”のためにエレキギターで録音された曲であった。過去7年間この曲は私のソロレパートリーの1つとなっている。このニューバージョンはピアノ演奏のような感じで始まり、間奏のテンポにルバートをかけているので、大胆な音程が楽しめる。また他にも数箇所新しい音程のメロディが含まれている。
    ギター: 1976年製ギルドF-50
  • Wildflower #2
    初めは1998年のCD“No Borders”でエレクトリック・ピッコロ・ベースとドラムと共にレコーディングした曲の再収録。この新しいバージョンは、ナイロン弦のギター用の3曲中の2番目で、私のオリジナルコンセプトに最も近い。1番目と3番目は未だに収録していない。
    ギター: 1980年製ラミレスA-1
  • Goodbye Pork Pie Hat
    この曲は、この2〜3年私のバンドセットにある歪ませたエレクトリックのストラトキャスターで弾くソロ用の曲として演奏してきた。しかしこのような重い旋律にはアコースティックによるアプローチが適用しやすい。
    ギター: 1981年製マーク・アンガス・オリジナル
  • Cactus Tree
    私のお気に入りのジョニ・ミッチェルの曲の1つ。開放弦をフィンガーピッキングするバリトン・エレクトリック・ギター用に4度下げて移調した。
    ギター: 1994年製ビル・ディラップ・バリトン
  • Dixie Walk
    オールドサウスを散策するというアメリカ南北戦争をテーマーにした曲
    ギター: マーク・アンガス・カール・ヴァーヘイエン特別モデル
  • Hubcap With Strings
    時間は短くてもドブロギターをボトルネック奏法で演奏して過ごしていたら、こうなる・・・
    ギター: 1994年製ナショナル・ドブロ
  • Howdy Control
    元々は1994年のCD“Garage Sale”で発表された。この曲は新しい弦と新しい堅木ばりの床に触発されて作った。未だにこれがどういう種類の音楽なのか定かではない。
    ギター: 1981年製マーク・アンガス・オリジナル
  • Mamba
    元々は2000年8月にリリースされた“Atlas Overload”で、アップライト・ベースとのデュエットで録音された。ここではギターのベースラインを引き出すためにソロの曲として紹介している。
    ギター: 1936年製ギブソンL-00
  • Big Sur
    1998年の“No Borders”で最初に発表された。バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを即読した後、私は彼のメロディやハーモニーの運び方、そしてある一節のベースパートに感銘を受け、同じ緊張音や解決音をここで捉えようとした。
    ギター: 1965年製フェンダー・ストラトキャスター
  • Partington Cove Suite
    この曲はギターによるオーケストラ風の小曲集である。楽器を使った可能な限り数多くのタンブルやシェーディングのうちのいくつかを使った。その録音の日にエディ・クレマーと私の間に流れたクリエイティブなエネルギーは永遠に続く友情をもたらした。
    ギター: マーク・アンガス・オリジナル、テイラー812-C、51年製ギブソンJ-50、テイラー855 12弦、60年製フェンダー・テレキャスター・カスタム、61年製フェンダー・ストラトキャスター、65年製フェンダー・ストラトキャスター、96年製フェンダー・ストラトキャスター、ダンエレクトロU-47、ディラップ・カスタム・バリトン、フェンダー5弦ベース、タンバリン、スタジオにあったモデル不明のブリードラブ・アコースティック・ギター

下記以外のすべての曲はDat Iz Studioにてパット・コルガンにより録音された。
Big Sur: 1998年、Studio Mastersにてティム・ジャケットにより録音バーニー・マシューズにより再録音
Howdy Control: 1994年、A to Z Recordingにてティム・ジャケットにより録音バーニー・マシューズにより再録音
Mercury Rain: 1998年、Sunset Soundにてバーニー・マシューズにより録音と再録音
Partington Cove Suite: 1998年、Track Recordにてエディ・クレマーにより録音
Bernie Becker Studiosにてエディ・クレマーによりミックス
写真:リック・グールド
デザイン:ジェナ・デ・エンジェルズ

ご協力いただいた方々
パット・コルガン&メグ・マリアット、Thomastik-Infeld社 ヘルムート・フランク&ピーター・インフェルト、キャロル・ヴァーヘイエン、ビル・スティルフィールド、マーク・ガスバーロー、バーナード&リサ・マシューズ、Sunset Sound クレイグ・ヒューブラー、Angus Guitars マーク・アンガス、ジェイク・コネリー、エディ・クレマー、ティム・ジャケット、Renson Guitars ノリック・レンソン、bband pickups ラリー・ディーン・スタントン

Atlas Overland
このAtlas Overlandのセッションは2重の課題を伴って始まった。我々のファンが我々のライブの時と同じレベルの高いエネルギーを感じられるレコーディングを行うこと。そしてできる限りオーバーダビングや修正を行わないでトリオであらゆるサウンドを作ることであった。 どんなサウンドでもパーフェクトな演奏に作り変えることができる時代だが、我々は全く逆の方向を目指した。その時その瞬間におけるバンドの真の状態を示すことは、魂や感情、音についての我々の考えに忠実であることであった。
by Carl


Slingshot
ヴァーヘイエンの4枚目のアルバム、Slingshotは、彼自身のバンドはもちろんスーパートランプとともに行った丸7ヶ月に及ぶ1997年のツアーの集大成である。魅力的に作り上げられたレコード、Slingshotは、デレク・アンド・ザ・ドミノズ風の雰囲気と幾重にも重ねられた声、ギターソロ、オーバーダビングを楽しむことができる。(Guitar Magazine/ ショーン・マクデヴィット)
音楽はほとんどがブルースだが、時折彼はディープ・スペース・ナインも超え、エリック・ジョンソンでさえ行ったことのない場所まで行ってしまう。ヴァーヘイエンは、「彼はどのようにしてあれをやってのけたんだ?」と不思議に思い、メモを取るかなりの数の人間を魅了するプレイヤーの1人だ。(Los Angels Times/ ビル・ロッシー)
ヴァーヘイエンのSlingshotは99%が魔術的である。2枚組みのアルバムではないので、1%を引かせてもらった。このように魅力的なギターワークは永遠に続いてほしいと思うし、彼の演奏は異次元のものだ。(Rock City/ G・マン)
多様なスタイルを持つ巨匠そして素晴らしい音色の崇拝者。カールの新アルバムSlingshotは、最高の演奏と豪華な音色の驚くべき合併だ。Slingshotは必聴のアルバムで、もし聞き逃したら、フレットボードの最高芸術作品を聞き逃すことになる。この10年でこの上なく素敵なメロディを聞き逃すことになる。今年のベストアルバムの1つである。(1998年6月Immedia Wire Service/ ジェラルド・ローレンス)
Slingshotは、信じられないほどすごいディスクだ!(KLOS 95.5FM/ ビル・ハーテュー)
カール・ヴァーヘイエンはSlingshotで私たちに彼が偉大なギタリストであることを示した。(KPCC 89.3FM/ ジョン・“ジューク”・ローガン)
Slingshotで最も素晴らしいのは、ヴァーヘイエンのギターと歌だ。これ以上のものはない。この人物はギターをすごい技術と自然な優雅さで巧みに操り、ほとんどの歌手がばかばかしく見えるほどたやすく歌を歌っている。(Southland Blues/ ジョン・ペッパー)


Slang Justice
カール・ヴァーヘイエンがSlang Justiceで抱えたリスクを想像することができる大御所ミュージシャンはあまり多くはいないであろう。ヴァーヘイエンは幅広いスタイルを経験し、ある曲では流れるようにそして激しくエレクトリック・ブルース・ギターを堂々と演奏し、また別の曲ではアコースティック・カントリー・ミュージックをつま弾き、そして洗練されたヒュージョンの曲さえ弾きこなすのだ!そして一貫して彼は感心するような範囲の音色、ボリューム、表現法を注意深くコントロールしている。この巧みなギタリストには気をつけろ。(Living Blues/ P JK)
もしあなたがカールを自分のアルバムの演奏に招くなら、彼の手を後ろで縛ってソロ演奏するよう頼むか、もしくはあなたの首を差し出す覚悟をしたほうがいい。もしこれまでそれを考えたこともないなら、カールはわき目も振らずにやってしまうぞ。(Guitar Shop/ PP)
Slang Justiceは、カールを我々の時代におけるモダンブルースの最高解釈者の1人にした。(Guitar Magazine/ ジョン・チャペル)


Garage Sale
私はカールが今、彼自身のレコードを作る機会を得ていることが非常に嬉しい。彼は常に私に素晴らしい音を聞かせてくれていたが、本当の意味で殻から出る機会がなかった。しかし彼は今その殻を破った!(アラン・ホールズワース)
カールは本当によいギタープレイヤーだ。特に彼のアコースティックワークには感銘させられる。(ロベン・フォード)
彼の2番目のソロアルバム、Garage Saleのリリース。カールはアコースティック・フィンガースタイルから最先端のインストルメンタル・ロックまで、幅広いスタイルにおいて見事なフレットボード技術を披露している。(Guitar Player Magazine/アート・トンプソン)
彼の鮮明なアコースティック・フィンガーピッキング、聡明なメロディ、非常にシャープなソロ演奏はワールドクラスだ。(Guitar Player Magazine/ J G)
カール・ヴァーヘイエンは、縁の下の力持ち的な偉大なギタリストだ!その“縁の下の力持ち”という表現はGarage Saleのリリースで変わるに違いない。(Jazztimes/ H グレイ)


No Borders
CMGにおけるカールのデビューアルバム。No Bordersは、彼のライブやサックス奏者、リチャード・エリオットのレコーディング共演者としての仕事よりもさらに個性的でスタイルの領域を超えたことを示している。ヴァーヘイエンの作曲は技術的に困難な変化と柔らかい表現法でエレキギターに新鮮な環境を提供している。一方でバンドは激しく前衛的なブルーグラスをたたき出している。(Jazziz/ クリストファー・フォワード)
カール・ヴァーヘイエンは簡単に言えば、近年ギターを重視した最高の音楽を作曲した、露出の少ないベストミュージシャンの1人である。(Rhythm Magazine/ ジーン・フェリテール)
カール・ヴァーヘイエンは、他とは一線を画した独特のこだわりを保っている。彼は、スチール弦のきめ細かい演奏からかき鳴らすようなスタイルの演奏まで、彼の楽器に対する完全なコントロールぶりを示している。(Guitar Player Magazine/ トム・ムルハーン)


Real to Reel
“Atlas Overload”のミックスダウンのハードな5日間が終了し、その後たった10時間の眠れぬ時間を過ごした後、私はアトランティックの両側の超最高のギタープレイヤーの1人とスタジオにいることに気づいた。テレキャスター・テラーのカール・ラッツァーである。我々が共有するギター弦会社がウィーンで行うライブ・コンサートの形態としてコラボレーションを編成したため、我々に頻繁に会うことを提案してきた。そこで我々はロサンゼルスで2000年早々に2日間かけてリズム部分をレコーディングすることにした。我々は2人ともどのようなサウンドになるか、またプロジェクトの本質はジャズなのか、ブルースか、ロックか、カントリーか、またはファンクか全く知らなかった。蓋を開けてみるとそれらすべてであり、このディスクが象徴するのは、まさにこの刺激的な環境の中で我々が共演して味わった喜びの断片なんだ。
どうそ楽しんでください!
by Carl


HMVジャパン Carl verheyen