
ぼくがどんなやつかって?いい質問だね!以下はちょっといい公式の経歴書(ケン・シャープなどなどによる新しいやつ)で、これまでのいろんな面白い場面のぼくの写真をいくつか載せている。フムフム…

境界のない、制限のない、制約のない音楽の最先端を想像してみてほしい。スウェーデンのギタリスト、マティアスIAエクルンドによるまさにそんなレコード、フェイバードネイションズからのニューリリース「フリーク・ギター - ザ・ロード・レス・トラベル - 」について説明させていただきたい。音楽の枠組みを一貫して追い求め、とんでもなくサウンドを探求する6弦の傑作だ。すべてエクルンドのイマジネーション、熟練した才能、烈火のような演奏技術を表す驚愕の23トラックがぎっしりと詰め込まれた「フリーク・ギター - ザ・ロード・レス・トラベル - 」は、これまでに聴いたことのない音楽だ。「このアルバムでぼくが一番自慢に思っているのは、ぼくがレコードに費やした時間だよ。」エクルンドは言う。「新しい地平を開こうとするには、時間がキーワードだぼくは思う。それがすべてだ。ぼくもみんなと同じギタリストの影響を受けたけど、ぼくは道なき道を行こうとした。まあ、ひげを伸ばすようにね。ぼくはスウェーデン出身で、遅れてることはなんでもやる。ぼくは左利きで、どんなエフェクトも使わない。ギターそのものに、使える音がこんなにあるんだ。ぼくはまさに自由な耳を持っている。楽しい、常識はずれなパーティーCDを作りたかったんだ。」
エクルンドは英国で発刊されているKerrang誌やGuitar Techniques誌から5つ星の評価を受け、このアルバムへの批評どれも賞賛するものとなっている。英国のギタリストが熱弁を振るう。「メロディーを聴くエクルンドの耳はほんとにしっかりしているよ。すごくアバンギャルドな瞬間にもね。「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のすごいカバーはほんの氷山の一角のようなものだね。マルムスティーンよりも速く、マイケル・リー・ファーキンスよりも滑らかで、そうだね、ヴァイよりいい。間違いなくギターの演奏スタイルの未来を行っているね。」
無限の音楽的イマジネーションにより、マティアスIAエクルンドのソロとしてのセカンドアルバム「フリーク・ギター - ザ・ロード・レス・トラベル - 」では、アーティストの心の赴くままのアサウンドが響き渡る。このアルバムはめちゃくちゃなギター騒ぎなんかではない。フリーク・ギターはそうじゃなくてうまく仕上がっている。それはすばらしい忘れられない歌でいっぱいだからだ。「もちろん、アルバムには山ほどリック演奏があるよ。」エクルンドは言う。「でもほんとにぼくは、まさにいろんなタイプの音楽が好きな人向けのギターアルバムだと思ってる。理解するのにギターマニアになる必要なんてない。アルバムのスターは歌なんだ。歌を作ること、誰にでも聴きやすくしてただ単に見せびらかす場にしないことが、ギター音楽でもっと大事なことなんだ。」
スウェーデン出身のエクルンドは最初、正統派の音楽、フランク・ザッパやKISSからインスピレーションを得て、13歳の時からギター演奏を始めた。型破りな「left of the dial」への愛が、彼のアーティストとしての方向性に深く影響を与えた。「ぼくは音楽通気取りなんかじゃない。ぼくのアルバムコレクションはジプシージャズ、ザッパ、KISS、マイルス・デイヴィス、それからとりわけスレイヤーなんかで混乱状態だ。ザッパとKISSはぼくの一番のお気に入りで、いまでもインスピレーションをくれている。Hi-fi、low-fi、それぞれ反対のいろいろな方法で彼らがやったこと、していたことは型破りだった。ザッパはユーモア、ずばぬけた技術、その音楽の複雑さがすべてだ。一方KISSはちょうどハンマーみたいなもので、ぼくはどちらも大好きだ。サウンド、アプローチ、哲学のその相反する側面が、ぼくが書き、レコーディングする音楽にとても影響を与えた。」
1999年の「フリーク・ギター」を含むソロ作品、グループ「フリーク・キッチン」との数々のサウンドの探求に加え、エクルンドのイノベイティブなギターは「Guitar Odyssey-A Tribute To Yngwie Malmsteen」や「Warmth in the Wilderness-A Tribute To Jason Becker」などのアルバムで聴くことができる。またエクルンドは「Hyper Freak Exercise」など日本市場向けにギター演奏DVD(YOUNG GUITAR誌付録)も製作している。
アルペジオの音階で始まる「ザ・ロード・レス・トラベル」では、途方もなく巧妙なギターと申し分のない音の選択の破片で聴く者を捕らえる一級の殺し屋モードのエクルンドを見ることができる。続いて「There's No Money In Jazz」の荘厳なタイトルカットが来る。スレイヤーが暗い小道でスティーリー・ダンに出会ったようだ。音楽の一撃は、魅力的で無駄のないリックで強調されたスピーディーかつ高速のギター攻撃とマシンガンのようなドラムに取り囲まれている。調子を変えて、マティアスが亡き父バーントに捧げた歌「ファーザー」ではもの悲しい気分で音量が下がり、素早いアコースティックギターのほとばしりによってこのすばらしい歌の沈んだ悲しみが心に染みる。「アルバムに「ファーザー」のような純粋に感情を歌う歌をいれたことで、さらに聴く人に迫ることができたと思う。ダイナミクス、歌でいろいろな層に働きかけることがすべてだ。」
ハードロックの永遠の古典的作品のひとつ「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をカバーすることはベテランのミュージシャンの多くにとってさえ危険な提案だ。だがエクルンドは挑戦を試み、耳でその歌の方向を変え、この典型的なメタルの傑作を再編した。「ずうずうしくもぼくが「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をほんとにカバーしたなんて信じられないよ。(笑)あの歌はギター奏者が絶対にカバーしてはならない曲だ。でもぼくの隣人の15歳の少年は、初めて聴いて、めちゃくちゃな大音量でぼくに演奏してみせた。そしてぼくは再発見したんだ。ぼくは言った。「もしかしたら、ぼくのギターで歌のフレーズを真似して、たくさんの自然のハーモニーを使ってみたらおもしろいかもしれないね。」むずかしいことだったけどその出来栄えをうれしく思っている。ぼくはフランスでアルバムのプロモーションをしていた。そうしたらフランスの人はディスコでそのアルバムをかけ、老いも若きもそれにあわせてめちゃくちゃにダンスしていたんだ。かれらはギター演奏のデモンストレーションなんて全然気に留めていなかった。彼らはただ楽しもうとしていたんだ。」
23トラックからなる「フリーク・ギター - ザ・ロード・レス・トラベル -」は最後には忘れられない音楽の旅へと導いてくれるだろう。エクルンドは独自の道を行き、幸福なギターの啓示への道が、時に道のやや左側の小道にあることを立証している。「ぼくのアルバムには、ほんとに誰もが何か得るものがあると思ってる。オープンな考え、オープンな心で聴くだけでいいんだ。」
ケン・シャープ
マティアスIAエクルンドは、KISSの「Destroyer」を購入後の6歳の時、ドラマーとしてスタートした。父バーント、母インガの息子であり、また姉が4人いる。Nettan (Anette)、Nilla (Gunilla)、Gittan (Birgitta) 、Mulle (Karin)の4人だ。
ニックネームのIAは、ただMattiasを省略したもの。
11歳の時にフランク・ザッパを見て彼の音楽への考え方は永遠に変化し、それ以来熱烈なファンとなった。マティアスは自分が主に影響を受けたのは類まれなザッパとKISSだと考えている。
13歳の時、彼はギターに転向し、熱狂的に活動し始めた。マティアスは楽器を独学し、音楽理論を学ぶために図書館から本を借りた。
グループ「Frozen Eyes」を結成し、1988年に奇妙なセルフタイトルのアルバム(Bums records)のレコーディング後、マティアスはコペンハーゲンに移住し、オランダのバンドFateに参加する。1991年Fateは「Scratch エn Sniff」(EMI)をリリースし、マティアスは「90年代を代表するギター奏者」として日本の雑誌でもてはやされた。ショービズ業界がどんなにひどい仕事をするのかの実態を知った後、マティアスは先へ進む時だと決断し、1992年フリーク・キッチンを結成した。
1995年マティアスは最初の音楽ビデオ「フリーク・ギターvol.1」(Thunderstruck prod.)をリリースした。とりわけマティアスはまさに非正統派ビデオでホースクリップやリモコンの使い方をデモンストレートしている。彼はシンプルに「フリーク・ギターvol.2 he revenge!」と呼ばれる「フリーク・ギターvol.1」の続編を打ち出すことを計画する。
マティアスはまたひどいゴムマスクを被った人、Mr. Libidoでもあり、1997年春に、奇妙な(控えめに言って)アルバム「Sensually Primitive」をリリースした。
エクルンドはその奇妙な演奏法のセミナーを携え頻繁に全世界を旅行している。
1999年秋、ぎっしり詰まったソロ作品、記念碑的な、まるで6弦のジェットコースターに乗ったような「フリーク・ギター」がリリースされた。その成功は皆に驚きを持って受けとめられ、現在も世界中の様々な地域でリリースされている。最も新しいのは新版のスティーヴ・ヴァイとフェイバードネイションズによるものだ。20のオリジナルトラックからなり、またIAはKISSの「Detroit Rock City」や「La Bamba」の自分自身の解釈を披露している。まずは聴いてみてほしい。
2000年冬/春のフリーク・キッチンの4枚目のアルバム「Dead Soul Men」の作曲、レコーディング、プロデュースの仕事に時間と努力をつぎ込む前、マティアスはマルムスティーンに捧げるタイトル「Guitar Odyssey」で「Yngwie 2000」と呼ばれる楽曲を提供した。
IAはまたJason Beckerの「Warmth in the Wilderness」でオリジナルトラック「Lydia’s House」を提供した。
マティアスは現在最もイノベイティブで地平を開くギター奏者の一人として広く尊敬され、「ギターマニア」から単に純粋な音楽ファンまで彼を慕う人々は世界中で急速に増えている。マティアスのミニマムで独自で、無駄のないギターへのアプローチは全世界のアルバム購入者やジャーナリストを驚かせた。そこには高価なギターエフェクトやプロセッサーの痕跡が全くなく、代わりに時折「変わった」音が聞こえてきた。(IAは熱心な人たちからのどんなタイプの魔法のペダルを持っているのかと尋ねるメールを毎日受け取っている。彼にはそれがとても楽しいそうだ。)